絶望-創生-
こんにちは。天より舞い降りし
深淵の
今日は絶望ことカミラ・ワリエワさんについて語っていこうと思います。
カミラ・ワリエワ Камила Валиева
2006年4月26日生まれ カザン出身
同世代は、同じチームのウサチョワやフロミフ、アメリカのアリサ・リウなど
4回転トウループを跳ぶ
北京五輪シーズンにシニアデビューが出来る
ここで軽く経歴をまとめてみます。
ノービスB2年目でロシアノービス選手権年少部門を制し、このまま一気にトップへと上り詰めるかと思いきや、A1年目で躓いてしまいます。
前回突破した、モスクワノービス選手権(ロシアノービス選手権予選)でまさかの予選落ち。
ですが、その後のモスクビッチ選手権ではショート70点台(!)と本領を発揮してきましたね。
次の2018-19シーズン(ノービスA2年目)にエテリ組へ移籍し覚醒。
不安定だったジャンプもきちんと決められるようになりファンとしては嬉しい限りです😭
前回予選落ちしてしまったモスクワノービス選手権を2位で通過し、本戦であるロシアノービス選手権では優勝しました!
このシーズンはGPSロステレコム杯のEXで地元枠として出演したので、ジュニアデビュー前ですが知ってるスケオタさんも多かったと思います。(バリエワ…)
そして今季…待ちに待ったジュニアデビューです(いやあ長かった)
初戦で見事に4回転を決め、次の大会では4回転2回転のコンビネーションを決めましたね!JGPF、ロシアジュニア選手権、世界ジュニア選手権優勝と素晴らしい活躍を遂げました。中でも、JGPFのショート4位からのフリーノーミス逆転優勝は号泣でした…。
それでは、好きなところを紹介…と行きたいところですが… その前に今回、全ては紹介しきれないので今日は厳選した三つを紹介しようと思います。
一 スピン
カミラ・ワリエワといえば…スピンですよね!
ノービスC年齢の頃から既にジュニア、シニアに混ざっても遜色ないほどの技術を持っていました。
今ではもう世界一と言っても過言ではないほど、素晴らしいスピナーです。
持ち前の柔らかい体躯を生かした「キャンドルスピン」、長い脚を存分に生かした「I字スピン」などなど何処を取っても素晴らしい。
私個人的なお気に入りは、フライングキャメルスピン。一見するとCS(キャメルサイドウェイズ)に見えるCU(キャメルアップワード)が特に好きです。
CF(キャメルフォワード)も美美美GOE+∞です。
2014-15シーズンのショートプログラム「カドリーユ」、このプログラグムのスピンは全て絶品でした。レイバックスピン(LSp)の音楽表現がもう素晴らしいのなんの。
ところで、足換えコンビネーションスピン(CCoSp)の構成はこの時からほとんど変わったいませんね!足換え後のSF(シットフォワード)からUS(アップライトストレート)は彼女の十八番と言っていいでしょう。
このシーズンのフリープログラム「瀕死の白鳥」、このプロはまたいつか再演してくれないかなぁ、と密かに願っています。
この時で既に完成されているといえばそうなのですが、やはり今の成長したワリエワさんでも見てみたいと思うのがファン心というやつなのでしょうか🤔
脱線してしまいましたが、ワリエワさんのスピンはとにかく素晴らしいのです!
回転速度、ポジションどれをとっても一流。スピンで音楽を表現できるのも彼女の強みですよね。
二 フリーレッグの美しさ
角度がとにかく私の好みドンピシャです。
体幹が強いのも好きなポイントの一つです。体幹が強いことは良いことですよねぇ。良いこと尽くめですから。
フィギュアスケートをやっていなかったら、バレエをやっていた。と言われるほど、ワリエワさんはスタイルが良いですよね。その生まれ持った恵まれた体躯も、この美しさに一役買っているんでしょうね😇
三 ウィンドミル
まずは、スピンのウィンドミル(NBP)についてワリエワさんのウィンドミルはとにかく強い!という印象です。
反対にシェルバコワのウィンドミルは優しいんですよね、柔らかいというか。この2人のウィンドミルは正反対に位置すると思っています。
私の見た限りで最古のウィンドミルはだったん人の踊り。溢れんばかりの才能を感じさせるウィンドミルでした。
プログラムに限らないとおそらくこの時よりも小さい頃のウィンドミルの映像があるんですよね。いやあとても可愛いウィンドミルでした😍
次に競技会で行ったのはこの時より大分飛んで、2018-19シーズン。エテリ組へと移籍したシーズンですね。
フリープログラム「スパルタクス」のFCCoSpのNBPとして登場しました。
最後の盛り上がりのところで、あの大きなウィンドミル。最高です。
2015-16シーズンよりも更に技術、迫力ともにアップしてきたところがポイントですね。疾走感も段違いです。
そして今季のフリープログラム「エクソジェネシス」でもウィンドミルがありました!!
もう、素晴らしいの一言です。「Get it right」のところで実施するウィンドミルはもう
n万回言いましたが、スピンで音楽を表現できることの素晴らしさと言ったら!
これだからワリエワさんを応援するのは辞められないんです(辞める気は毛頭ないですが)
次に普通のよくあるウィンドミルについて
やはり脚が長いからでしょうね。迫力がありますよねぇ。
スパルタクスのループ→ウィンドミルはクトゥルフも裸足で逃げたすような迫力があります…
残念ながら今季はこの大迫力のウィンドミルを見ることは叶いませんでしたが、来季は見れる事祈ってます。
ハレルヤとVoceaではキャッチフットウィンドミルを行っていましたね!
私はウィンドミルしか勝たん系の
ハレルヤはスピード感が堪りませんよねぇ。衣装のヒラみと相まってふわっとした、フェアリーなキャッチフットウィンドミル😍
そしてVoceaではキャッチフットツイズルからのそのままウィンドミルという鬼技をやって見せましたねぇ。
これもやはり体幹が強いからこそ出来るのかなぁ、なんて素人目線ですが考えてます。
LSpの前の難入りとしてウィンドミルをやっていますが、これもまた素晴らしいですよね。
今はそのまま入っていますが、昔はシェルバコワやコストルナヤもやっていたロッカーカウンター(多分)ウィンドミルもやっていたんですよねぇ。
個人的にこの入りが大好きなのでまたやってくれたら嬉しいなぁと思ってます。
まあ勿論、前に何のステップもなしに入るウィンドミルも大好きなんですけどね。
(ルール改正で難入りとしてウィンドミルが認定されなくなるらしく…ウィンドミル大好き聖槍はもう悲しくて悲しくて毎日枕をビチャビチャにしております。)
さて、まだまだ脚上げからの2Aの素晴らしさ、ベスティなどなど、語りたいことは沢山あるのですが…今回はここまでとします。
お読みいただきありがとうございました。